給食のパンをのどに詰まらせ小5児童が意識不明 佐渡市教委に状況を聞いた
新潟市内の病院にドクターヘリで搬送されたが、医師は「パンによる窒息」と診断しているという。
■給食時間は20分間
しらべぇ編集部の取材に対し、学校教育課は「学校から児童がそれなりの量のパンを吐き出したと聞いている」と話す。給食時間は午後0時40分までの20分間で「市内では一般的な時間だ」と担当者。
コロナ禍ということもあり、全員が前を向いて給食を食べていたこともあり、のどに詰まらせた児童の当時の様子は誰も見ていなかったという。
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■改めて給食指導の徹底
市内の小中学校では、年に1、2回食育の授業などで給食指導を実施。
「大きいものはちぎって食べる」「水分の少ないものは、牛乳や汁ものと一緒に食べる」「食べる早さの競争はしない」「給食中はふざけずに、静かに食べる」などの注意喚起を行っていたそうだ。教委は8日、市内の小中学校に改めて指導を徹底するように求めた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)