闘病中の桑野信義、鈴木雅之ツアーに出演 「正直もうステージに立てないと…」
大腸がんで闘病中の桑野信義が、鈴木雅之の全国ツアーに出演。興奮冷めやらぬ様子で心境をつづっている。
■自分でも驚いた
鈴木からの誘いに「嬉しかった! と同時に長い間トランペットも吹いてないし、歌も歌ってないし、リハーサルもやってない状況で、果たしてできるかな? と不安にもなりました」とこぼすも、いざステージに立つと「ところがどっこい! 自分でも驚いた! 身体が覚えていたんだよ」と本来の調子を取り戻した様子。
「『病は気から』って本当だね。正直もうステージに立てないと思っていたからさ」と胸中を吐露し、「それぞれ病気の内容は違えど、現在闘っている皆さん&サポートしている皆さん、諦めなければ必ず夢は叶う!」と呼びかける。
また「今後、嬉しいお知らせも控えてます。お楽しみに!」とさらなる活動も予告し、「とにかく焦らず、まずは3年後の寛解に向け、療養しながら一歩一歩進んで生きまっせ!」と力強く宣言した。
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■七夕のお祝いとして
9日朝にもブログを更新すると、この日はステージや楽屋での写真を公開。「不思議なもので、トランペットを持ち、ステージに上がりみんなの応援を背に永遠の定位置、リーダーの斜め左につくと、ラッツ&スターの自信と誇りが満ち溢れ、大阪フェスティバルホール2DAYSを乗り切ることができました」とつづった。
闘病した1年を振り返り、「地獄のような苦しみを味わってきた自分に、七夕のお祝いとして、天国の気分を味わわせてもらえました。冠二郎です! いや感無量です」とギャグを交え、鈴木らに感謝。
最後は「爺はまた現実に戻りリハビリをしながら療養生活に戻ります」と記し、「闘病仲間の皆さん、それぞれ抱えている悩みや苦しみはあるけれどさ、コレばかりは仕方ないよ。全てを受け入れてしまえば楽になるよ。ノンストレスで自分中心で一緒に闘いましょう」とメッセージを送っている。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)