仲睦まじい「狸のキスシーン」写真が話題に 撮影者に話を聞いてみると…
キスをするのは人間だけではない。タヌキのかわいらしいキスシーンをとらえた写真が話題になっている。
■20頭以上ものホンドタヌキが…
東山動植物園には20頭以上ものホンドタヌキがいるそうで、キスだけでなく喧嘩する姿もしばしば見かけるのだとか。仲の良いつがいも多いそうで、東山動植物園に通っていれば、今回のような仲睦まじい光景を目にするのはそこまで珍しいことではないそうだ。
写真を撮るうえでは、「自分が心から好きだとか、興味深いと思う被写体を撮るようにしている」という丹下左膳さん。
好きな被写体をじっくり観察して、「何を考えているのだろう」「今何をしたいのだろう」といったことを考え、「相手を把握してシャッターチャンスを掴むようにしている」と撮影する上でのこだわりを明かしていた。
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■周りの人への配慮も忘れずに
また丹下左膳さんは、「写真撮りたさに道を外れないようにしたいと思っている」とも語っており、コロナ禍ということで、現在は県内の動物園しか行っていないという。
写真撮影に熱中しすぎて他の来園者の迷惑にならないよう、長時間粘ってシャッターチャンスを待つような場合には、なるべく見る人の少ない獣舎や広い獣舎を選んで撮るようにしているなど、工夫しているそうだ。
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■絶対にフラッシュを焚かない
取材の最後には、「あと、これは気を付ける以前の常識かも知れませんが…」「動物に向かって絶対にフラッシュを焚かないこと」を徹底しているとも話していた丹下左膳さん。
愛用しているカメラはソニーのα99iiで、フラッシュが無い機体のため心配ないが、「たまにスマホを使うときなどは確認」しているそうで、動物のみならず周りの人への配慮も忘れない素敵な人柄であった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)