東京ディズニーランドにたくさんいる鴨 理由を調べると鳥にも「夢の国」だった
ディズニーランドへ行くとなぜかよく見かける鴨。その理由とは?
②餌が豊富
ディズニーランドへ行くと、客がこぼしたポップコーンやチュロスを鴨が食べている光景をたまに見かける。鴨は雑食なので、そういった餌が豊富なこともカルガモがそこに住み着く要因のひとつになる。
男性いわく、「それだけで栄養がとれるわけではない(たぶん藻類や水生昆虫とかも食べてるはず)ですが、あるに越したことはないでしょう」ということだったので、人間のおやつが鴨にとって重要な栄養源になっているのかもしれない。
ただ、東京ディズニーリゾートでは公式に「野鳥などの動物への餌やり」を禁止している。運営からのお願いを守るために当然ながら餌をあげるのは絶対に避け、こぼしてもすぐに拾って動物の餌にならないよう心掛けたいものだ。
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③水場が各地に多数点在する
3つ目の理由として、ディズニーランドには池や川などの水場が豊富なため、鴨の住処となる場所がたくさんある。男性からも
「カルガモは縄張り意識が比較的強い鳥です。子育て中はとくに神経質になりますので、水場がいくつか分かれているのは、メリットがあるかもしれません」とコメントがあり、ナワバリ意識の高いカルガモにとってはとても住みやすくなっているのだろう。
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■鴨にとっても夢の国だった
以下の理由から、まさに東京ディズニーランドはカルガモにとって住みやすい場所になっている可能性が非常に高く、人間だけでなく鴨にとっても「夢の国」のようだ。
ただ、あくまで園内にいる鴨は野生でディズニーランドが飼育している物ではない。餌を与えないのはもちろんのこと、むやみに近づかず距離をとって眺める程度にしておこう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)