東国原英夫、相次ぐ“飲食ルール破り”報道に苦言 「目に余るものがある」
相次ぐ政・官の飲食ルール破り報道に、東国原英夫が自身のツイッターで苦言。国民への悪影響も懸念している。
元宮崎県知事・元衆議院議員でタレントの東国原英夫が、14日に自身のツイッターを更新。政・官に相次ぐ“飲食ルール破り”報道に苦言を呈し、国民への悪影響を懸念した。
■相次ぐ報道に…
国税庁は13日、職員7人が新型コロナウイルスに感染し、いずれの職員も今月上旬に職場の飲み会に参加していたことを発表。東京都のまん延防止等重点措置に基づく要請に従っていなかった他、7人のいずれかが参加する飲み会が、6日から9日にかけて毎日開かれていたという。
また13~14日には、衆参両院の事務局が、自民党岸田派の秘書5人が新型コロナウイルスに感染したことを相次いで発表。岸田派は8日に都内ホテルで政治資金パーティーを開いていたため、SNS上では危機管理に厳しい意見が相次いでいた。
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■「目に余るものがある」と苦言
こうした相次ぐ報道を受け、東国原は自身のツイッターで「国会議員・国税庁・五輪関係者等の飲食のルール破りは目に余るものがある」と指摘。続けて「『本当にいい加減にしろ!』と言いたい」とつづり、意識の低さに苦言を呈した。
さらには「『緊急事態! 自粛!』と喧伝されても国民は従うのが馬鹿らしくなるのは当然」と、これでは国民が会食等の自粛をしなくなるとの悪影響も懸念している。
国会議員・国税庁・五輪関係者等の飲食のルール破りは目に余るものがある。「本当にいい加減にしろ!」と言いたい。「緊急事態!自粛!」と喧伝されても国民は従うのが馬鹿らしくなるのは当然。その内、令和の「ええじゃないか」運動でも起こるのではないか。
— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) July 14, 2021
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■国民の不満爆発を心配?
ツイートの最後には、「その内、令和の『ええじゃないか』運動でも起こるのではないか」と、国民の不満が一大運動に発展するのではとの指摘も。
このツイートに対し、フォロワーからは「このような事をしても国家公務員、公務員さんは仕事も給料も失わない事が普通に考えてもおかしい」「政治家には何も期待していない」「最後はお願いですって言う言葉は身内擁護の言い訳の保険なんだなと思います」など、賛同が寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)