長島一茂、聖火リレーで父・長嶋茂雄を支えた松井秀喜に感謝 「頭下がります」
この日の番組では、改めて東京五輪開会式の様子を振り返る。夢を叶えた長嶋茂雄氏の表情にグッときたという声も。
26日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)では、23日に行われた東京五輪開会式で、巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏がソフトバンク球団会長の王貞治氏、元ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜氏とともに聖火ランナーを務めた様子を紹介。長嶋一茂が松井氏に感謝を伝える一幕があった。
■長嶋氏が聖火ランナー
開会式のクライマックス、レスリング女子の吉田沙保里と柔道男子の野村忠宏氏から聖火を受け継いだ長嶋氏。その後、盟友の王氏がトーチを持つと愛弟子の松井氏に支えられながら長嶋氏がゆっくりと踏み出す名場面を振り返った。
長嶋氏は、2004年3月に脳梗塞で倒れ、同年開催のアテネ五輪の舞台に立つことは叶わず。東京五輪の舞台に立つことは長嶋氏の長年の夢だったという。
トーチキスの映像が流れると、番組司会の羽鳥慎一は「震えました」「本当にグッときましたね」といまだ興奮冷めやらぬ様子。
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■一茂「松井くんには本当に頭下がります」
取材のため会場にいた山本雪乃アナウンサーは、「涙が出そうになりました」と現場での様子を振り返る。
羽鳥から「どうでした? みんなオーッとなりましたか? それともシーン…となる感じ?」と聞かれると、「ちょっとシーンとなって、見入る感じがありましたねぇ」と会場の雰囲気を語る。
羽鳥と山本アナのやりとりを聞いていた一茂からは、父にずっと寄り添っていた松井氏について「松井くんには本当に頭下がりますよ、このために帰ってきてくれてるわけですから」と改めて感謝した。
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■長嶋氏の表情にも注目
インターネット上では、「最高すぎる3人でした!」「長嶋さんはアテネ五輪で果たせなかった五輪の舞台です。涙出た」「トーチを持った王貞治さんと松井秀喜さんのエスコートでゆっくりと歩く長嶋茂雄さんの姿を見るとすごく胸が熱くなった」「長嶋さんはこの開会式で、歩くためにすごくリハビリを頑張られたんだなぁ」と改めて多くの反響が。
また、トーチキスの際の長嶋氏の表情にも多くの視聴者が反応。「聖火を繋ぐ時の長嶋さんの笑顔がもう感動でした」「聖火をみて本当に嬉しそうなミスターに涙が止まらなかった」といったコメントが溢れている。
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(文/しらべぇ編集部・植野春香)