坂上忍、五輪期間中の感染急拡大で政府の対応に怒り 「腹立たしい」
新型コロナウイルスの新規感染者数が全国各地で急増している状況。坂上忍が政府の対応に怒りを露わにした。
4日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、全国各地で新型コロナウイルスの感染が急拡大している状況を改めて報道。番組MC・坂上忍が、政府の対応に怒りをあらわにした。
■全国各地で感染急拡大
3日、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が火曜日としては過去最多の3,709人を記録。全国の新規感染者数は1万2,017人で、自宅療養者数も1万4,019人にのぼる。
こうした状況を受けて菅義偉首相は3日、日本医師会の中川会長ら医療関係団体幹部らと会談。重症者やそのリスクを抱える患者などに限って入院してもらうよう、“隔離”が基本だった従来の方針を転換したと説明した。
そのため、それ以外の患者は原則として自宅療養になることから、往診やオンライン診療などによって、引き続き適切な医療を提供するよう要請し、往診の診療報酬を拡充する考えを示した。
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■「安心安全のオリパラ」に怒り
これを受け、坂上は菅首相が訴えてきた「安心安全なオリパラ」について「医療従事者の方々等々がお仕事をする合間にテレビを付けるなりして、応援する物理的な時間と、あとは応援する気持ちになるっていうその状態」と説明。
現在の感染状況について「この状況でどうしてくれるんだ? っていう気持ちしか僕にはないんです」と怒りを露わにした。
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■坂上は「腹立たしい」と厳しい指摘
さらに坂上は、7月30日に行なわれた菅首相の会見の様子について「相変わらずなんでコメントは何一つないし、期待もしてない」と厳しく指摘。
続けて「僕がすごく許せないことは、菅総理も小池都知事もオリパラに直接的な原因がないからといって、でも、間接的な要因であることは間違いないはずなんです。なんだけれど、今の感染爆発状況とオリパラをまったく結びつけようとしない。あの誠意のない答え方をいつまで続けるんだって。一番腹立たしい」と憤りを露わにした。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)