美味しんぼ vs 味の素「ポークソテー」レシピ　どちらが美味しいか対決

■豚ロースはシンプルに焼くだけ

使う豚肉で差が出ないよう、今回はカナダ産の安い豚ロース肉を使用。どちらも塩コショウをしてからフライパンで焼いただけのシンプルな調理法だ。

それぞれソースをかけて完成。どちらも美味しそうなビジュアルだが、気になるお味は…。

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■ウイスキーが意外な効果の美味しんぼ

まずは美味しんぼの「ウイスキー風味のポークソテー」から。味を簡単に説明すると、きのことトマト、醤油の旨味にたまねぎの甘み、そしてウイスキーの香りが鼻を抜けるポークソテーである。

ウイスキーのクセがもっと強く出るかなと思ったが、良い香りのみ残るので子供でも食べられそう。ただ、大人が食べるとしたらバターやにんにくと合わせてもう少し味の主張を強くしても良かったかもしれない。

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■ドレッシングが絶品ソースになる味の素

お次は味の素の「ポークソテー～ラビゴットうま塩ソース～」。豚肉にドレッシングという発想はなかったが、さすが味の素の業務用レシピなだけあり、豚肉の脂が気にならないほどさっぱりといただける料理に驚いた。

トマトと玉ねぎだけだとさっぱりしすぎるところをブラックオリーブを入れることによって濃厚さが加わり、ドレッシングの酸味も合わせてとても美味しい。ロース肉よりさらに脂の強い肩ロース肉でも合いそうだ。

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■今回は味の素に軍配

結果としてはそれぞれ非常に美味しかったものの、いつも使っていて余らせがちなドレッシングを絶品のソースに仕立てた味の素に今回は軍配が上がった。

とくに「ポークソテー～ラビゴットうま塩ソース～」は夏にぴったりの爽やかさなで野菜を切り、ドレッシングに和えるだけの簡単調理なので、料理初心者でも余裕で作れるだろう。気になる人はぜひ試してみてほしい。

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（取材・文／しらべぇ編集部・熊田熊男）