金メダルかじりの河村たかし名古屋市長が改めて謝罪 3ヶ月間給与の返上も

「金メダルかじり」の河村たかし市長が記者会見後、ツイッターにも謝罪文を投稿。辞職は否定したものの、給料を3カ月返上する意向を示した。

2021/08/16 23:05


河村たかし名古屋市長

16日、河村たかし名古屋市長がツイッターを更新。女子ソフトボール・後藤友希(みう)選手の「金メダル噛みつき騒動」について、何度も謝罪会見をしていた同氏が改めて謝罪の投稿を行った。



■記者会見後に謝罪文を投稿

同日の会見では「後藤さん本人、名古屋市民 国民の皆さんに大変不快な念をさせまして、このことを自覚して、自分が悪かった」と謝罪。しかし、今回の騒動による辞職は否定していた。

会見後、河村市長はツイッターに「本日の定例記者会見で、改めてお詫びさせていただきました。文中にもありますが、今回の言動を猛省し、今後は相手を思いやった言動を常に心掛けていき、皆さまの信頼回復に努めて参ります」としている。


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■問題点をあげ1つずつ謝罪

投稿には、「2021年8月4日後藤友希選手の東京オリンピック大会における優勝報告における行為についてお詫び」と題して、謝罪文の画像をアップ。今回の件について、

①後藤選手の宝物である金メダルを噛んだ行為、後藤選手を傷つける発言をし、後藤選手を傷つけることになりました。本当に情けない気持ちでいっぱいです。大変申し訳ございませんでした

②次に名古屋市民の皆様、国民の皆様へ大変不快な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ございませんでした

③後藤選手にとって不本意な注目を集めることになり、後藤選手にさらなるご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございませんでした。私の不徳のいたすところであり、慚愧(ざんき)の念に堪えません

と問題点を3つあげて、ひとつずつ謝罪した。

https://twitter.com/kawamura758/status/1427199268587130880


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■3ヶ月間給料を返上

続けて、「後藤選手、関係者の皆様、市民、国民の皆様へお掛けしたご迷惑を考えますと自身をしっかり処断させていただきたいと考えております」と説明。

「具体的には『自身の給料(月50万円)を3ヶ月間なし』と過去最大の処分を自身に科し。厳しく自戒致します」と給料返上の意向を明らかにした。ネットでは、「会見に心がこもっていなかった」「辞職したほうがいい」と謝罪してもなお厳しい意見が多く見られた。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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