藤木幸夫会長、「菅首相は終わり」と明言 山中候補の音声データ第2弾も公開
調査では立憲民主党が推す山中竹春候補が先行。“ハマのドン”こと藤木幸夫会長に話を聞いた。
■小此木氏の政治家としての資質はゼロ
ーー小此木さんは自民党で、藤木さんとも深い関係にあると思うのですが、このまま山中さんが勝つことになる?
藤木会長:小此木個人は、だって「八郎」という名前も俺がつけたのだから、親しいのは親子みたいなものなのだよ。それはいいのだけれども、今のやり方、今、人間性の発揮の仕方、それから政治家としての(資質)、ゼロだよ。分かるでしょう、俺に聞かなくても。
ーーそれは、小此木さんがゼロということですか。
藤木会長:俺じゃないよ。
ーー小此木さんに心が揺れませんか。(小此木さんの)お母さんから手紙を受け取って心が揺れませんか。
藤木会長:周りは可哀そうだよ。つまり政治に絡んだ人は、周りがかわいそう。本人たちがバカだから。気が付かないでバカをやっているから。また、いらっしゃい。
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■山中候補の新たな音声データが公開
山中候補が健闘しているためか、山中候補の音声データの第二弾が公開された。関心のある方は、YouTubeチャンネル『郷原信郎の「日本の権力を斬る!」』をご覧いただきたい。山中陣営に問い合わせたところ「特にコメントはない」との答えだった。
しかし、山中陣営に入る選対関係者は悔しさをにじませて、次のように言う。
「第一弾の動画と第二弾の動画がつながっていない。第一弾の動画と第二弾の動画は業者さんのために向けたものだと言っていますが、『ディテールドに』とか『英語の文章にして』とか業者さんに言いますかね?
上段は部下との会話で、下段は違う人とのものだと思いますが、前後の人の名前とか声が入っていないので、好きなように作れちゃいますよね」
8月22日投開票の横浜市長選挙まであと2日。新しい情報があれば公開していきたい。
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(取材・文/France10・及川健二)