ヨドバシカメラ、異世界転生の痕跡が見つかる 3つのPOPを繋げて読むと…
ヨドバシカメラにて予約を受付中のフィギュア。何やら様子がおかしいと話題に…。
■作成者のウキウキ具合にニッコリ
まずはツイート投稿主・桜林さんに売り場の様子を詳しく聞いたところ、件の写真は「新宿西口本店 ホビー・おもちゃ館」にて撮影したものであることが分かった。
やはり桜林さんも、同POPに衝撃を受けた一人のようで「以前より、ヨドバシ各店のホビーコーナーのPOPは遊び心に富んでいるなと思っていました」「しかしリアルタイム世代として、この主題歌を出されたら写真に撮らずにいられなかったのでツイートしました」と、発見時の様子を振り返っている。
なお現地にて詳しい話を尋ねてみると、話題のPOPは『レイアース』の原作漫画が大好きな売り場スタッフが設置したものと判明。
「分かる人なら分かるだろうな〜」とウキウキした様子で作成していたとのことで、その様子を思い浮かべるだけで微笑ましくなってしまう。ちなみに同フィギュアの予約受付は、9月20日まで。
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■ヨドバシの作品愛に感動
前述の通りヨドバシのスタッフは漫画やゲーム、アニメに対する愛情が素晴らしく、作品に敬意を払いつつ、ユーモアを交えたPOP表記がたびたび話題を呼んでいる。
例えば今年7月には、漫画『AKIRA』の主人公・金田正太郎のフィギュアを店頭販売する際、本来の商品名「金田のバイク」でなく、「金田『さん』のバイク」という名称をPOPに記載。
同作ファンであれば思わずニヤリとしてしまうピーキーすぎる表記は、ツイッターを中心に大きな話題となった。
またガンプラを中心としたプラモデルに対する造詣も非常に深く、プラモデル売り場で食器乾燥機を販売した際は、多くのモデラーから反響の声が上がっていた。次はどんな遊び心あふれるPOPが誕生するのか…今から楽しみでならない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)