CLAMPと京都市伝統産業がコラボ 「憧れの作品とコラボできて夢のよう」
「着物にもTPOがあるので、どれを着ていいかわからない場合には、会の主催者に相談するのが一番」と染色作家。
新型コロナウイルス感染症により、深刻な影響を受けた伝統産業と観光などといった京都ゆかりの産業を、コンテンツのチカラで元気にする。これが京都市となじみ深い世界的にも人気の創作集団「CLAMP(クランプ)」とコラボした「京都エール!プロジェクト」だ。
■総売上部数1億部超え
「CLAMP」とは、いがらし寒月、大川七瀬、猫井椿、もこなの女性4名からなる創作集団。1989年に商業誌デビューし、代表作の『カードキャプターさくら』などがアメリカ、フランス、中国、台湾をはじめとした世界20か国以上で出版し、各国の主に20代女性が支持している。
作品総売上部数は、1億部を超える人気となっており、日本では特に30~40代女性にファンが多いという。
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■コラボ商品発売中
先月20日からは、オンラインサイトでCLAMPと伝統産業がコラボした商品の販売をスタート。
ここに京友禅の着物と帯を出品している染色作家奥野むつみさんは、子供の頃『魔法騎士レイアース』に大変影響を受けたという。今回のコラボについて「昔からファンだった先生方の作品とコラボできて、本当に夢のよう」と話す。