ドンキの価格設定、どう見ても完全にバグ 「謎ハッシュタグ」の正体に迫ると…
尋常でない安さの商品と遭遇する機会も少なくないドン・キホーテ店舗。ツイッター上には、驚きの声が続出しており…。
■じつは「中の人」も普通にビビッていた…
「常日頃からエゴサーチでドンキについての投稿を多々見ておりました」と、自身のライフワークについて説明し出す担当者。
いつしか「普段からドンキに関するツイートを投稿してくださる皆様の情報を、他の皆様とも共有できないか」という思いが高まり出し、「ドンキと言ったら驚安」「ドンキと言ったら思わず衝動買い」という2大特徴をベースに、前述の「#安っすドンキさん」「#ドンキさん買っちまったよ」ハッシュタグが誕生したという。
ドンキ関係者といえど、ドンキの価格設定には普通に驚いているようで、「安さへの驚きと、衝動買いは自分にもよく当てはまりますので(笑)」ともコメントしてくれた。
#安っすドンキさん について
「『安っす』て何? #安いっすドンキさん じゃないの?」
というご質問をいただくことがあります。
実は…、単なる(私の)…
_人人人_
> 誤字 <
 ̄Y^Y^Y ̄が原因です・・・😓https://t.co/WtI6ztHd2F
— 驚安の殿堂 ドン・キホーテ (@donki_donki) April 7, 2021
これらのハッシュタグが使用されるようになったのは昨年11月以降のことで、本来は「やっす!」と表記するはずだったものの、担当者が勢い余って「安っす!」と盛大に誤字ってしまったというから微笑ましい。
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■当然ユーザーからも驚きの声
店舗ごとの独自性も、ドンキの魅力の一つ。そのため、ある店舗では「普通の価格」だった商品が別の店舗では「驚安価格」で販売されているケースも珍しくない。
そうした事情があるため「ドンキ公式SNS担当者がドンキの価格設定に驚く」という一見すると冗談のような現象も、ごくごく普通のことなのである。
なお、前述の「合計金額より総値引き金額のが高い」買い物をしたmaさんはドンキのヘビーユーザーのようで、「店舗ごとに色々特色があるので、2、3店舗をよくハシゴしたりします」ともコメントしてくれた。
また「1円のソーイングセット」というバグのような価格設定の商品を購入した「げきよわです」さんも、「100均より安いどころか、100円で100個買えるじゃん(笑)とテンション上がりました」と、発見時の様子を振り返っている。
ぜひドンキ店頭で「ヤバすぎる価格」の商品と遭遇した際は、「#安っすドンキさん」「#ドンキさん買っちまったよ」の両ハッシュタグを使用してみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)