カップヌードルの新商品、想像の斜め上すぎる　予想を超えた味わいが衝撃だった

■試飲して「この味…まじか…」

日清食品が全力で開発した商品、これは真面目にレビューしていくしかないだろう。なお、記者は自他ともに認めるカップヌードルガチ勢のため、若干辛口レビューとなることをご了承願いたい。はじめに選んだのは『カップヌードル ソーダ』。

ジンジャーエール仕立てであり、ヌードル商品のスープと近い色味だ。グラスに注ぐとカップヌードルのしょうゆの香りが鼻を抜け、口に含むとからめのジンジャエールの風味が広がる。味は甘いが香りは塩からいという絶妙な逸品…うーん、意外にうまいぞ。

正直、苦虫を噛み潰したようなりアクションを用意していただけに、驚いてしまった。10点満点でいうと7点といった具合だろう。

次に選んだフレーバーは『カップヌードル チリトマト ソーダ』。匂いを嗅ぐとめちゃくちゃチリトマト香りが漂う。一口飲むとオレンジジュースの味のあとにチリトマト風味がやってくる。パッケージに「果汁19%」と表記されているが、オレンジのことだったのか…。果汁があるからか、かなりフレッシュでこちらも飲みやすいため、点数は6点だ。

続くフレーバーは『カップヌードル カレー』。コーラ仕立てとのことで、これは期待が高まる。香りはまさしくカレーヌードルだが、口に含むとスパイシーなコーラといった印象。しっかり甘く、且つキリッと味がしまっており個人的にはかなり好みだ。変わり種コーラとしても成立しており、点数は現状最高の8点。

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■ひとつだけ玄人向けすぎる…

そして最後は若干の不安がある『カップヌードル シーフード ソーダ』。公式の説明には「魚介の風味が隠し味のクリームソーダ仕立てのソーダ」とあるが、全く想像できない…。

早速グラスに移すとミルクとシーフードのパンチのあるな香りが漂い、飲まずとも刺激的な逸品であることは確定。実際に飲むと
まったりとした舌触りでクリームの甘味や海鮮の風味でインパクトが半端じゃない。せっかく提供してもらったが故に、気合で全て飲み干したが、その後の記憶はない…。まさに玄人向けの逸品、点数は???点とさせていただく。

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■「本当に売れるのか…」

なお、開発担当者は同商品について「商品を発表するまでは、『本当に売れるのか？』と不安な気持ちもありましたが…」と本音を吐露しつつ「『勇気を振り絞って予約しました！」といった好意的な投稿が多く、非常に嬉しく思います」と喜びをあらわに。

ちなみに、同商品は日清食品のオンラインストアではすでに完売してしまったが、17日より「ヨドバシ.com」「Rakuten 24」等のECサイトにて、カップヌードル9種と組み合わせた『カップヌードル 9種&カップヌードル ソーダ4種セット』として数量限定で販売される。

担当者は「商品がお手元に届き、実際にお飲みになったお客さまが投稿される感想を、SNSで確認するのが、“良い意味”で今からとても楽しみです」ともコメントしており、商品に挑戦した際はぜひとも感想をつぶやいてみてほしい。

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（取材・文／しらべぇ編集部・根室 ひねき）