列島直撃が予想される台風14号、広範囲での暴風と大雨に注意 気象予報士が解説
台風14号の進路予想が本州直撃に変わった理由とは。東海地方は1日で最大300~400㎜の大雨が降る恐れ。
■東海は最大300~400㎜の大雨が降る恐れ
気象庁が昼に発表した予想雨量は、以下のようになっています。
たった1日で300~400ミリというのは、災害が起こる恐れのある雨量です。土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒してください。今一度、「重ねるハザードマップ」などのサイトを利用して、ご自身の周辺の危険箇所の確認をお願いします。
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■風も同時に強まる
また、今回は雨だけでなく同時に風も強まるため、大雨が降ってきてからの避難はかえって危険となる可能性が高いです。もし周囲に危険な場所があるなら、雨が降り出す前に安全な場所へ避難をしてください。空振りを恐れず“何もなければそれでよかった”という姿勢が大切です。
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(取材・文/気象予報士・千種ゆり子)