ビートたけし、政治家のコロナ対応に憤り 「責任を取る感じがない」
ビートたけしが政治家のコロナ対応について苦言。コロナ収束の形にも言及。
26日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが政治家のコロナ対応に苦言を呈した。
■コロナが蔓延する現状に持論
たけしは新型コロナウイルスがいまだに蔓延する現状について、「完全にコロナがなくなることはない」と持論を展開する。
そして、「人の生活には必ずコロナは毎年のように出てくると思うんだけど、それがはやり風邪みたいな状態になるのが、一応収束の感じなんじゃないかね」と指摘。
さらに「俺が思うのは、インフルエンザに比べて、コロナというのは感染が強いの分かるけど、年間何万人が死んでんだってことを考えると、結構インフルエンザが流行したときの人数よりは、少ないような気がして」と話した。
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■専門家は否定的な意見
日比谷クリニック副院長の加藤哲朗氏は「ワクチンもできて、抗体カクテル療法とかいろんな薬もできてきているので、戦える武器ができてきたのは間違いない」と話す。
しかし「まだインフルエンザと同等にはちょっと扱えないのかなっていうのが個人的な印象です」と付け加える。
また、たけしの弟子である東国原英夫も「これだけ感染対策をしているのに1年半で約1万5,000人が亡くなっている」と指摘し、「現時点ではインフルエンザと同等には扱えない」という見方を示した。