なぜトイレは「WC」と略される? 約3割が本当の意味を知らない…
何気なく目にする「WC」。“トイレ”を表していることは分かるけど、何の略称だか知っている…?
■まだある「トイレ」を表す言葉
ちなみに、日本には「トイレ」を表す様々な言葉が。
時代劇などでよく耳にする「厠(かわや)」が、トイレ(便所)の別名としては最も古く、奈良時代から用いられていたとされる。その由来は、用を足すために川の上に建てられた小屋という意味で、「川屋」とする説が有力とされるが、かつてトイレは母屋の側に設けられていたことから、「側屋」とする説も。
この他にも、「閑処(かんじょ)」や「憚(はばかり)」など、トイレを表す様々な言葉が存在する。
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■女性間では独特な表現も…?
また現代では、恥じらいから「トイレに行く」ことを意味する様々な表現が。
和式トイレで用を足す姿が、花を摘んでいるときの姿に似ている…といったことなどから、「お花を摘みに行く」という、女性が用いる“隠語”も存在(諸説あり)。
かと思えば、高校から前職まで、圧倒的に女性の比率が高い環境で生きてきた記者の周りでは、「ちょっと放尿してくる!」など、内容までぶっちゃける超どストレートな言葉が飛び交っていたりしたものだ。“トイレ”の呼び方や表現からも、その時代背景がうかがえるようである。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)