世界一の砂像アーティスト作品が凄すぎる 被災地で「心の復興」に尽力中
保坂さんは「東松島市で新たな役割を得て、市民の皆さんとの触れ合いが新たな作品づくりに生きている」と語った。
■心の復興
作品を見て涙を流す人、作品に手を合わせる人、また「ありがとうございます」といった声を何度も掛けられたそうだ。さらに、「今までは海がこわくて海岸に近づけなかった。しかし、保坂さんの作品が見たいから、やっと来ることができた」との声も寄せられた。
この経験から、「心の復興という役割もある」と保坂さんが悟ったそうだ。現在コロナ禍で各地のイベントが激減したため、保坂さんの出展の場も激減。
そんな折、東松島市から「保坂さんの作品を見たい人が、市内にたくさんいる」という理由から、地域おこし協力隊の制度を紹介されたという。
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■コロナや震災に打ち勝つ
市内の矢本駅前に展示中の「昇鯉」は、しょうりと名付けられた。東松島市では、震災の鎮魂の意味が込められた「青いこいのぼりプロジェクト」を実施。そのこいのぼりに想いをはせる女性をイメージした作品には、コロナや震災に「打ち勝つ」意味が込められている。
現在は高さ5メートルの作品を制作中で、11月上旬に完成予定だ。最後に保坂さんは、「この地で新たな役割を得て、市民の皆さんとの触れ合いが新たな作品づくりに生きている」と語った。
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■土偶をモチーフにした「砂偶」
夫の作った砂像がなんだかカワイイぞ。 pic.twitter.com/eYhGoXWsWr
— 乙幡啓子(妄想工作所)DF54は1日目(11/13)のみ:ブースNo.I (アイ)-200 (@otsuhata) October 10, 2021
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)