「最も背が高い女性」でギネス認定の女性 希少疾患の人々の希望の星に
ウィーバー症候群という先天奇形症候群で高身長になった女性が、「世界で一番背が高い女性」に認定された。
ギネス世界記録は、現在の地球上で最も身長の高い女性を認定したと発表した。『Daily Mail UK』などさまざまな海外メディアが報じている。
■高身長で2回目のギネス認定
トルコ・カラビュック県在住のメイサ・ゲルギさん(24)は、驚異の7.07フィート(215.16センチ)で、「最も背の高い女性」であることをギネス世界記録が認定した。
メイサさんはウィーバー症候群という先天性疾患を持っており、2014年に「最も背の高いティーンエイジャー(女性)」に認定されて以来、自身の知名度を使って、希少疾患を持つ人々の生活に世間の関心を集める努力を続けてきた。
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■稀な疾患「ウィーバー症候群」
ウィーバー症候群とは先天奇形症候群の一つで、筋緊張亢進、目と目の間が離れている、広いおでこ、変形した足、そして多くの場合は大きな耳を持つなどの特徴があげられるという。医学文献でも、50例ほどしか記録されていない稀な疾患である。
メイサさんの高身長やその他の体のパーツに比して大きな手は、このウィーバー症候群が原因となっている。さまざまな症状によってメイサさんはほとんどの時間を車椅子で過ごすものの、歩行器の助けを借りて歩き回ることもできるのだという。