店でコーヒーを飲んだとき 約6割の女性が「持ち帰っているもの」が判明…
「もったいない精神」が影響? とくに40代以上の女性が多く持ち帰っている“あるもの”とは。
■やりすぎると「窃盗罪」のリスク!?
しかしながら、使わなかったからと砂糖やガムシロップ、コーヒーフレッシュを持ち帰る行為は、法的に問題ないのだろうか。
齋藤健博弁護士によると、店内で飲食する際に多少多めに砂糖を使用する場合は「調合の度合いは本人の自由」だが、「店が提供するコーヒー・紅茶に合わせて調合するものですから、どうしても、これを大量に持ち帰る行為は問題となりえます」と指摘する。
「業務妨害罪が成立することはないと思われますが、使わない砂糖やガムシロップを自宅にあまりにも不必要に持ち帰り、自分のものとする行為は、場合によっては窃盗罪が成立してしまうリスクを負います」という。
当たり前のことだが、“無料だから”と大量に持ち帰ることは絶対にやめよう。
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■そもそも「砂糖使う派」は少数?
ちなみに、編集部が全国の10代~60代の男女1,733名を対象に実施した別の調査において、「カフェラテにガムシロップや砂糖を入れる」と回答した人は、32.7%ほど。ブラックコーヒーとなるとまた変わってくるかもしれないが、コーヒーに砂糖などを使う人は少数派である可能性が高い。
現在では、店によってはメニューに「カフェラテ(砂糖なし)」という商品が記載されていたり、事前に「砂糖やガムシロップ、コーヒーフレッシュは不要」であることを伝えられる仕組みも。
可能であれば、事前に砂糖やガムシロップは不要である旨を伝えたほうが、スマートな対応と言えそうだ。
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(取材・文/Sirabee編集部・越野 真由香 取材協力/齋藤健博弁護士)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)