ケンタッキーを持ち帰るとき 小さいようで大きな変化に「これはありがたい」
ケンタッキーをテイクアウトするときに、小さいようで大きな変化が…? 改めて、これは本当にありがたいこと。
ケンタッキーフライドチキン(以下、KFC)は、店舗で無料提供しているレジ袋について、バイオマス配合率を30%から50%に引き上げ、全国の店舗で引き続き無料提供することを発表した。
■有料化以降も無料提供されてきた
昨年7月からレジ袋が有料化されたが、KFCは経済産業省が有料化の対象外とする、環境に配慮した素材(バイオマス素材の配合率が25%以上)のレジ袋に変更し、引き続き無料提供してきた。
この他にも、「プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上の繰り返し使えるタイプのもの」や「洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの」、より分かりやすいものでは「紙袋」「持ち手のない袋」「布袋」などが有料化の対象外となっている。
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■さらに環境に優しいレジ袋へ
今回同社は、地球環境にかかる負荷をさらに減らし、持続可能な社会を実現するために、バイオマスの配合率を30%から50%に引き上げ、現行のレジ袋を適切な厚みに見直すことで、プラスチックの使用量をさらに削減すると発表。
テイクアウトした料理をエコバッグに入れて持ち運ぶことは衛生面が心配されるため、有料化以前はインターネット上で不安の声も多く上がっていた。企業努力によって引き続き無料で提供してもらえることは、改めて本当にありがたい…。