実物そっくりの超絶技巧 陶器でできたカニの関節が全て動く秘密は…
作品を制作する際には、実物をスーパーやペットショップから購入し、細部を確認しながら進めていくという。
■関節が動く訳
すべての関節が動くことも特徴だが、これは特殊な技術を施している。陶器の空洞にバネやゴムを仕掛けることで、動かすことが可能となるのだ。カニの実物を忠実に表現しつつ、色合いなどは岡村さんの世界観を反映。
色合いは焼き上がってからはっきりとわかるため、事前に失敗と成功のラインを岡村さんの中で設定しているそうだ。販売は個展かギャラリーのみで、青いワタリガニには約40万円の値がついている。
SNSで作品を知った外国人からの注文も入っているそうだ。24日午後6時まではギャラリーマルヒ(東京都文京区)で作品を展示中。「今後は海外でも活躍できるようになりたい。また、機会があれば映像作品にも参画してみたい」と今後の夢について語った。
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■青いワタリガニ
今回作ったカニ、どれもお気に入りなのですが、この青いワタリガニは焼き物らしさが出たと思います。 pic.twitter.com/7bMGolWdJG
— 岡村悠紀@10月個展 (@0kam) October 18, 2021
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)