時短要請解除も…サイゼリヤの対応に注目 前田裕二氏も「とても合理的な判断」
飲食店への時短要請が全面解除となるも、サイゼリヤは夜10時までの時短営業を継続。ネット上の反響は…。
飲食店への時短要請が全面解除される中、イタリアンファミリーレストランの「サイゼリヤ」は、一部店舗を除いて夜10時までの時短営業を継続する。
26日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でも取り上げられ、SHOWROOMの代表取締役社長・前田裕二氏らも、「合理的な判断」と評した。
■時短営業を続ける理由
新型コロナ流行以前は、多くの店舗が深夜まで営業していたサイゼリヤ。
番組では、そんな同店が時短営業を継続する理由について、「深夜営業に対する客のニーズが減少」「営業時間内に正社員がオペレーションをすることで、サービス・生産性の向上」「従業員の労働環境の改善」「公共交通機関での通勤が可能になり、駐車場や寮費などの削減」という点を紹介した。
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■前田氏「とても合理的な判断」
この対応について、東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏は、「労働環境の改善と、正社員がオペレーション…というのは、一つ繋がっていると思う」と評価。
前田氏も「とても合理的な判断だなと思います」とし、「諸外国に比べて、警戒心が強い国民性をちゃんと読むというのは正しい判断」「深夜営業をしなくなったことで、昼間のサービス向上に会社の資源を回せるわけですから、お客様にとっても、企業としてもハッピーだし、すごく良い施策なのではと思います」と述べる。