デーブ・スペクター、単純な投票率アップに警鐘 「投票質も大事」
投票率アップが叫ばれる世間の風潮に対し、デーブ・スペクターが「投票質も大事」と軽率な投票に警鐘を鳴らしている。
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、31日に自身のツイッターを更新。同日投開票の第49回衆議院総選挙を念頭に、投票率よりも“投票質”が重要だと警鐘を鳴らした。
■「投票率だけではなく投票質も大事」
この日は衆議院解散に伴う総選挙の投開票日。テレビ・新聞やSNSといった各メディアでは、投票を呼びかけるキャンペーンが行なわれている。
しかしこれに関して、デーブは午後3時ちょうどに「アメリカの失態を見れば分かるように、投票率だけではなく投票質も大事」とツイート。母国の選挙結果を“失態”と表現し、軽率な投票行動は避けるべきだと有権者へ熟考を求めた。
デーブはかねてからアメリカのドナルド・トランプ前大統領に厳しい見方を示しているため、トランプ前大統領を引き合いにしたと見られる。
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■ネットでは賛否両論
投票率さえ高ければいいというムードの世論に対し、臆することなく物を申したこのツイートは、1時間あまりで2,000もの「いいね」を獲得。
ユーザーからも、「これこそが大事 中身が伴わなきゃ逆に危険」「これはその通り」「行けばいいというだけの雰囲気は怖い」などと賛同が寄せられている。
しかし一方では、「質が悪いというのは、色々考えて投票した人に失礼」「そのリスクも込みで普通選挙であり、民主主義」など否定的な意見もあり、賛否は両論の状態だ。