若者の街で食べた「精力増強料理」、味はフォアグラという予想外のテイストだった
危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏監修の「世界の精力メシ」が食べられるイベントが、渋谷で開催に。
■「匂いでわかります」
最後は「精力増強! 薬膳酒飲み比べセット」(3種1,480円、5種2,480円)。
サソリ、冬虫夏草、ハブ、マムシ、タツノオトシゴ、ヤモリ、カマキリの卵など11種の薬膳酒から好きなフレーバー(?)をチョイスする。
宮下さんに「どれお飲みになります? オススメはマムシですが、鹿のペニスなんかも…」と優しく問われた。飛行機で行われる問答「ビーフorチキン?」のように、「うーん、ペニスもいいけど、今日はマムシで」と即答。完全に感覚が麻痺してしまっている。
焼酎的な何かに漬けこまれたマムシ酒は意外にマイルドで、紹興酒のような独特な香りがある。並んだ薬膳酒を前に、宮下さんに「ハブとマムシ、見た目で違いがわかりますか?」と尋ねると「匂いでわかります」と斜め上の回答が返ってきた。深いよ…。
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■記者の体に変化が生じる
当イベントは11月15日に開始され、12月19日まで。場所は渋谷パルコ店の他に、東京・高田馬場にある「米とサーカス」でも行われる。
食後、別にムラムラすることはなかったが、体がみるみるポカポカになりほてってきた。熱い、体が燃えるようじゃ…。
酒の効果か、はたまたキンタマフライのお陰か、“ファイトまんまんよ”と叫びたい気持ちになった。肌寒い秋の陽気だったがスウェットを脱ぎ、Tシャツ姿でお土産のTENGAを手に店を後にした。
ちなみに余談だが、当日、渋谷パルコ横の別ビルでは他のメディア向けイベントが開催されており、取材前そこに誤って入室しようとしてしまった記者。入口でスタッフに制止され、「え!? あの…イベント…金玉の…金玉の…試食で…!」と必死に説明したことは、今では良き思い出である。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)