森進一特集『栄光の昭和歌謡』 デビュー55周年の波乱万丈な歌人生に迫る
『栄光の昭和歌謡』では、森進一の歌手人生に迫る。独自の人生論や思いをそのヒット曲と共に紹介する。
■「手探りの人生でした」
放送に先立ち、森と番組プロデューサーからコメントが寄せられた。
-デビューしたときの心境は?
森:マスコミで”一発屋”とか”ゲテモノ”とか書かれて…そんなに長くは続かないなと思っていた。
-子供時代は苦労されましたか?
森:(母が離婚して)長男がやっぱり家族を支えていくのが当たり前だと思って、もう夢とか希望とかね、持てる状況じゃなかったです。
―お母様を亡くされたときは?
森:僕の今までやってきたことは何だったんだろうって思いました。弟と妹をどうしようかって。でも、自分がしっかりしなきゃしょうがない。手探りの人生でしたね。
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■森進一の歌は“メッセージ”だ
橋本かおり統括P:森進一の歌は、メッセージだ…。編集を終えてみると、全ての歌が、彼の人生と重なります。紆余曲折、波瀾万丈の出来事があったにもかかわらず、森さん作詞の歌にあるように、”あるがままに生きる”の歌人生55年を生きられた気がします。
今だから語る、さまざまな思いを番組では話していただきました。子供の頃の苦労、最愛の母の死、独立の話、子供の育て方…そして、今思うこと…。2時間たっぷりと森進一さんの歌人生お楽しみください。
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(文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)