脳内が「カニ一色」に染まる1280円食べ放題 最後に衝撃展開が待っていた
カニ鍋を目一杯食べた“気になれる”鍋が東京・新宿に登場。その潔さに脱帽した。
冬の味覚・カニがピンチだ。コロナの影響で輸入量が減少、さらには原油高で輸送コスト増大という要因もあり、今年は全国的に高騰しているという。
そんな状況を救うためか、とある居酒屋で60分1,280円でカニ鍋食べ放題“気分”になれる新メニューが登場した。
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■食べ放題ファンに優しい「北の家族」
場所は北海道、東北の旨いものを品書きに揃える「北の家族」。
全国に8店舗、東京23区内ではここ新宿店だけしかない居酒屋で、過去には自分で焼く「お団子食べ放題」「焼き芋食べ放題」、さらに「サーモン食べ放題」「手羽先食べ放題」などをどれも1,000円以下の価格で行ってきた歌舞伎町エリアの雄である。
11月末から始まったのはカニ鍋…ではなく、カニカマ食べ放題の鍋で、正式な品書き名は「気分は蟹鍋!カニカマ鍋食べ放題」。
「気分は…」という気遣いが少々寂しげだが、1,280円で鍋食べ放題は普通にリーズナブル。カニが高騰して食べづらくなった今、「たらふくカニカマ食ってやろうじゃねえか」と同店に突撃した。
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■黄金色の出汁に浮かぶカニカマたち
ネットで予約時、「カニカマ鍋食べたい!」と備考欄に入れていたため、店に到着すると「あ、○○様。カニカマ鍋ですね。お待ちしておりました!」とまるで挑戦者を向かい入れるかのようニッコリするスタッフさん。
着席してオーダーを入れた後、5分程度で山盛りのカニカマ、ネギ、白菜、きのこ類の野菜、豆腐が黄金色の出汁に浮き沈みする鍋が登場。
コンロを着火して間もなく鍋はグツグツ。おぉ、カニカマのエキスのせいか本物のカニすき鍋のような香りが漂ってきた。これは期待大。