サッカーW杯も影響? 日本でも人気のプッシュポップがカタールで回収に
ワールドカップ開催国としての本音と建前が、差し押さえられたプッシュポップに見え隠れしているか。
■ワールドカップ開催が影響?
2022年サッカーワールドカップ開催国であるカタール。ワールドカップ開催に向けてスタンスを緩め、大会開催中にLGBTQ+を象徴するレインボーフラッグも許容すると、イングランドサッカー協会を通じて発表している。
しかしカタール人の間では、トーナメント中にレインボーフラッグを振ることで、大会終了後に何らかの影響が出るのではないかと懸念する声も上がっていた。そんな中で今回のプッシュポップの回収が起き、不安の声が上がっているという。
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■本音と建て前の使い分けか
12月初旬、カタール国営テレビ番組のサッカーコメンテーターであるモハメド・アバウリカ氏が、英プレミアリーグで実施されていたLGBTQ+団体主催によるレインボーレース(虹色の靴ひも)キャンペーンを糾弾。
「イスラムの価値に反するだけではなく、人間の本質に反している」と発言し、ムスリムの選手たちにボイコットを呼びかけたことで話題となった。
ワールドカップ開催に向けて、一時的にLGBTQ+への寛容さを見せたカタールだが、今回のプッシュポップの回収によって、本音と建前が見え隠れしているのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・原田パラン)