極楽とんぼと宮迫・中田が結束する理由 ネットメディアの「新しい地図」
極楽とんぼと宮迫博之にまつわる吉本との対立構造と、ネットメディア芸能人の勢力図をメディア評論家が分析。
■加藤の乱の背景
中田は山本の経験と、同じくMCの宮迫博之の現状を重ね合わせる。ここで注目なのは、山本の相方である加藤浩次だ。中田は、宮迫らをかばって吉本興業に反旗を翻した加藤の心理を推察。
すなわち、加藤と同期に当たる宮迫に、山本と同じような約10年の歳月を吉本興業は与える気なのか、というもの。
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■ダウンタウン vs 『めちゃイケ』
なぜ、吉本は山本に厳しく当たったのか。当時からさまざまな理由が考えられていたが、極楽とんぼが『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で、芸能界の中で存在感を発揮していたことが思い当たる。つまりは、派閥闘争だ。
中田は、山本を約10年も芸能界に復帰させなかったのは、吉本であり、ダウンタウンの育ての親である大崎洋会長と名指しする。