羊の破壊行為から歴史的事件まで 創業325年の保険会社が奇妙な請求事例を紹介
大小さまざまな被害にあった企業や人々を支えてきた老舗保険会社が、ホームページで公開した事例が話題を呼んでいる。
■歴史に残る事件でも存在感
AVIVAは「1963年の大列車強盗(Great Train Robbery)」という歴史に残る強盗事件でも、保険会社としての存在感を発揮した。
同事件は1963年8月8日、イギリス・バッキンガムシャー州のブリデコ橋で発生。ロンドン行きのロイヤルメール列車にあり、大量の金銭や書留など高級な積荷を載せたHVP貨車が狙われた。
AVIVAは盗まれた証券の一部、現在の貨幣価値では約5,900万ポンド(約90億円)にものぼる保険金支払いを行い、保険会社として歴史に残る強盗事件に遭遇した企業や人々を支えた。
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■「予期せぬことに備えて」
AVIVAのスポークスマンであるニック・メジャー氏は「我々は、ビジネスにとって重要なものを守るお手伝いをさせていただくことで、良いときも悪いときも、商いを続けることができるようサポートしてきました」とコメントしている。
また「ご紹介させていただいた奇妙で不思議な事例からも明らかなように、予期しないことに対して計画を立てておくことは、いい商習慣だと思います」とも語っているそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・原田パラン)