神木隆之介、来春の朝ドラ『らんまん』主演 “日本の植物学の父”に
神木隆之介が2023年度前期の朝ドラ『らんまん』に主演。牧野富太郎をモデルに、植物学者の波乱万丈の人生を描く。
俳優・神木隆之介が、2023年度前期放送予定のNHK連続テレビ小説『らんまん』に主演することが2日、発表された。
■牧野富太郎がモデル
連続テレビ小説第108作目となる同ドラマは、「日本の植物学の父」と称される実在の植物学者・牧野富太郎がモデル。明治維新から大正、昭和という激動の時代の高知と東京を舞台に、主人公・槙野万太郎(まきの・まんたろう)の喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花やみずみずしい里山の情景と共に描く。
万太郎は高知で酒造業を営む裕福な商家の一人息子として誕生。体が弱くいじめられがちだったが、植物の魅力に取りつかれ、秘めた才能を発揮する。草木を訪ねて毎日のように野山を歩き回り、健康で丈夫な体を持つように。小学校を中退するも、独学で植物学を極め、東京帝国大学植物学教室の門を叩く…というストーリーだ。
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■男性主人公は12人目
原作はなく、実在の人物をモデルにしながらも、激動の時代の渦中でひたすらに愛する草花と向き合い続けた植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。
脚本は、同局のドラマ『流行感冒』『群青領域』『旅屋おかえり』などを手がけた劇作家・長田育恵氏が担当する。
男性の主人公による朝ドラは、窪田正孝が主演した2020年度前期の『エール』以来、3年ぶり12作目。神木の朝ドラ出演は2007年度前期の『どんど晴れ』以来16年ぶりで、今回が朝ドラ初主演となる。