和田庵、『スポニチグランプリ新人賞』を受賞 「驚きと喜びの気持ちでいっぱい」
映画『茜色に焼かれる』に出演した和田庵が、「第76回毎日映画コンクール」で新人賞を受賞。同作で母親を演じ、主演を務めた尾野真千子らも受賞した。
■石井監督からサプライズで手紙
また授賞式では、石井監督からサプライズによる手紙の内容が公開された。
「片山友希さん、和田庵くん、スポニチグランプリ新人賞受賞おめでとうございます。とてもうれしく思う反面、少し心配もしています。賞をもらうと当たり前ですが、往々にして悪いことが起こるものです。今年はまだ大丈夫だと思いますが、2年後くらいはとくに気をつけてください」。
「2人を選んだのは私です。選んだ理由は、その時から才能が溢れていたからです。この作品で私が才能を開花させたわけではないし、今回の受賞によって急激にパワー アップするわけでもありません。最初から普通にすごかったんです」。
「だから、変わらず、調子に乗らず、これまで通りとにかく一生懸命やってもらいたいと思います。なにか困ったことがあったらそのときは連絡してきてください」と笑いを交えた石井監督らしい祝福とエールのメッセージが寄せられたという。
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■今後はアクションへの挑戦も
最後に今後どんな作品に出演してみたいかを聞かれた和田は、「今回の映画でもあったように、飛び 蹴りだったり、そういったアクションのある作品に出てみたいです。そういう目標はあります」と今後の目標を語っている。
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(文/Sirabee 編集部・植野春香)