かっぱ寿司が「脱・回転寿司」宣言!? ”名店”クオリティのメニューが登場
かっぱ寿司とあの名店がコラボ!その味は、回転寿司レベルを超えた…!?
■3種類の「名店レシピ」
松尾氏が監修した商品は、こちらの3種。「九州天然さば『ごまさば』にぎり」「九州天然さば『ごまさば』炙り」(どちらも2貫330円)、「赤海老の梅昆布茶 塩天ばらにぎり」(1貫220円)だ。
もともと「つく田」では、ごまさばは酒のあてとして出しており、かっぱ寿司のシャリとなら合うのでは? と提案したという。しかし、完成まではかなり苦労しており「最初にかっぱ寿司側から提案したタレは酷評された」と商品開発担当者が明かすと、「…ですね(笑)」とニヤリ。そんなにか。
濃口醤油、生姜をふんだんに利かせたタレに漬けたごまさばは、大将いわく「炙りがおすすめ」。
そのままのにぎりももちろんおいしいのだが、炙ることによって香ばしさが加わってバランスの良い味わいに変化。にぎりを食べてると、味が濃い目なのでビールが欲しくなる…。
関連記事:『家事ヤロウ』パック寿司が「劇的においしくなる食べ方」が最強 これスゴい…
■第1弾の人気メニューが進化
もう一品の「赤海老の梅昆布茶 塩天ばらにぎり」は、「名店レシピ」第1弾の4種の中でもっとも売れた「いかの天ばら塩にぎり」が更に進化したもの。「かっぱ寿司のシャリは、生の海老との相性がいい」と話す大将が、昆布締めだと手間もロスもかかるため、店舗で手軽にやるには…と考えた末に編み出したのが梅昆布茶を使う調理法だったのだ。
ひとくち食べてみると、噛んだ瞬間のザクザク感、塩、梅の香り…これはおいしい! と驚いてしまうほど。大人っぽい和の味わいになっており、もう1貫食べたくなってしまう。
どちらも、「本当に回転寿司でこれが?」と思ってしまうクオリティの味わい。3月17日までの期間限定(なくなり次第終了)のため、気になる人は早めに来店したほうが良さそうだ。
・合わせて読みたい→はま寿司の「寿司うどん弁当」が驚異のコスパ 390円でこの満足感はスゴい
(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)