このローソン、どうやって入ればいいんだ… ギネス級に「薄すぎる」コンビニが話題
静岡県某所で「とんでもないローソン」店舗が発見され、話題に。どう考えても入店不可能な店舗の正体とは…?
■ローソンの「ガチ感」が凄すぎる…!
二次元のローソン見てきた pic.twitter.com/dITkSREuvz
— omocle (@akamaru08231) January 17, 2022
ツイート投稿主・omocleさんに詳細を尋ねると、件の写真は静岡県浜松市にある「ローソン 浜松姫街道店」にて撮影したものであると判明。
あまりに衝撃的な光景を受け、omocleさんはツイート本文にあったようにこちらの店舗を「二次元世界への入り口」と感じたようで、発見時の感想については「入店できたら夢が叶うのかな…と思いました」と、なんとも微笑ましいコメントを寄せている。
しかしomocleさんに話を聞いたところ、こちらのローソンは「店舗本体」でなく、駐車場入り口付近に設置された誘導用の「看板」であることが分かったのだ。
そこでローソン広報に「クセが強すぎる看板」について尋ねると、担当者の顔にも驚きの表情が。やはりレアケースすぎる事態のため、真相は闇の中か…と諦めかけたのだが、ローソン広報は「記者顔負け」のほとばしる探究心で、こちらの謎を調査してくれたのである。
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■店舗の「粋な計らい」にニヤリ
話題となった「看板」を設置しているローソンは2012年4月6日にオープンし、ちょうど来月で10周年を迎える店舗。件の看板は、オープン時より設置されているものだという。
同店舗は駐車場の面積が広く、店舗本体は看板から見ると奥まった場所に位置するのがポイント。看板設置の背景について、店舗担当者は「新しい店舗として多くの方々にご認知頂くために、少し離れたところからも『ローソン』とご認識して頂けるよう、こちらの看板を設置致しました」とコメントしている。
どのようなデザインにしようか、と検討した際に「せっかくなら『ローソン』と一目でわかる看板にしたい」と考え、閃いたのが「ミニ店舗看板」だったという。
なお「LAWSON」のロゴの入った部分は、実際の店舗にて使用されているものと同じ材質となっており、力の入れようが伺える。
そのユニークなデザインや、かわいらしさでオープン当初からユーザーウケも非常に良いようで、近隣のローソン店舗からも「面白い」「うちでは真似できない」といった声が寄せられていたというから微笑ましい。
設置から10年以上経つ現在でもそのインパクトは健在で、やはり「あれはなんですか?」「変わっていますね」と感心した様子で尋ねてくる来店客は少なくないようだ。
ローソン店舗を利用の際は、注意深く辺りを見回してみると、こうした店舗の粋な小ネタや計らいに気付けるかもしれない。
【店舗詳細】
「ローソン 浜松姫街道店」
静岡県浜松市北区三方原町242−1
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)