「猛スピードの自転車に看板を壊された」 ロシア食品専門店の店主が明かした恐怖
ウクライナ情勢が深刻化する中、東京・銀座にあるロシア食品専門店で「悲劇」が…。
「ロシアの食品を扱っているという理由からでしょうか。店名のせいでしょうか…」。
3月2日に投稿された、東京・銀座にあるロシア食品専門店「赤の広場 銀座店」のツイッターが波紋を呼んでいる。
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■店の看板が割られた
「当店で起きた悲しい出来事についてお話させていただきます」と始まった投稿によると、2月28日に店頭看板が何者かに割られてしまったという。
ロシアのウクライナによる軍事侵攻が深刻化する中、ロシアの食品を扱っているというだけで攻撃のターゲットになったのだろうか。この投稿では、その悲しい事実を受け止めながらも、ロシアとウクライナの関係について「早く両国に平和が訪れて、お互いの国が仲良くなることを心から望んでいます」と切実につづっており、4日0時現在、約3.7万リツイート、6万いいねが入るほど広く拡散。
「こういうのする方の神経、意味不明」「お店には何の非も無い」「独りよがりの正義感ほど厄介なものはない」とお店を気遣う声が多く上がっている。
当店をご利用のお客様へ pic.twitter.com/zWzxGFOLlu
— ロシア食品専門店 “VictoriaShop” (@victoriashop_ru) March 2, 2022
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■「自転車がぶつかった」
「赤の広場」スタッフに当日の様子を聞くと、表情を曇らせる。
「2月28日の夕方、お店の看板を外に出していました。店の前は道が狭く、人通りも少なかったのですが、そこに自転車がぶつかってそのまま走り去ってしまったんです。かなりスピードを出していました」(同店スタッフ)。
自転車に乗っていた人は日本人か外国人なのか、男女の区別もつかなかったという。