ガチでスゴすぎィィ! 「国際ロボット展」で発見した想像上回る“ハイテク機体”
完全文系でメカ音痴の記者が、今日まで開催されている国際ロボット展に潜入。その楽しさに度肝を抜かれた。
■迫力がスゴイ高所重作業用ロボ
続いてこちら「人機一体」ブースでは、汎用人型重機「零式人機ver.2.0」が来場者の耳目を集めていた。すごい、『ガンダムZZ』に出てきたゲゼ……否、ガンダムZZみたいだ。
こちらは高所重作業用のロボットで、立命館大学発のベンチャー・人機一体と西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本信号の3社がスクラムを組んで開発されている。
操縦室ではVRゴーグルをかけたパイロット(?)が両手のハンドルを操作しており、視界はマシン頭部に着いているカメラ、ハンドルはロボの両手と連動。
人の動きがまんまロボットの動きとなる最新マシンで、高い場所にある電線のメンテなんかの時に使っていくらしい。こんなの街で見かける未来が来るのかなぁ…。
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■警備員さんがロボットに
「SEQSENSE」が手掛けた「自律移動型警備ロボットSQ-2」は、すでに都内の施設などで導入されている日本機械工業連合会会長賞を受賞した優れもの。
人手不足が深刻な巡回警備業務を人に代わって、または人と分担して行うことができる。
予め決められた巡回ポイントを自律的に移動し、監視、点検。または警備ポイントに立って周囲360度に目を光らせたり、遠隔操作で指定した場所まで急行することもできる。
ロボットにはカメラが付いており、SQ-2を通して警備室と対象者が通話することも。
対応しているエレベーターがある場合には階層の移動もできるというお利口さんぶりである。記者がブースに立ち寄った瞬間SQ-2が急に近づいてきたため、担当者に「私の風貌が怪しかったからですか…?」と聞くと「さすがにそうではありません(笑)。通常の巡回です」と。ふーん、まだ記者の真の怪しさは感知できないと見た。
と、魅力満載だったロボ展は本日12日まで。気になる方は国際ロボット展の公式HPをチェックだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)