「ラジオ、懐中電灯が売り切れ」 家電量販店の”あるコーナー”に異変が…
16日の地震以降、大手家電量販店では懐中電灯や電池が品切れになるところも…。
■「前日比300%になった日も」
地震以降、防災グッズの売れ行きは伸びているのだろうか。ヨドバシカメラに問い合わせると、「17日は、ラジオや懐中電灯、電池、そのほか防災用品の売れ行きが前日対比で約300%になりました。一時的に東北店舗(仙台、郡山)でラジオ、転倒防止棒、耐震マット等が在庫切れを起こしましたが、現在品切れはほぼ解消しております。お客様の防災意識が高まっているため、高額なポータブル電源(蓄電池)の売れ行きがよくなっています」(ヨドバシカメラ広報)という回答が。
ビックカメラも、防災関連商品の売り上げが好調だと話す。「懐中電灯、ランタン、ポータブル電源、ソーラーパネル、保存食や保存用飲料、非常用トイレ、防災バッグ(細々とした防災グッズがリュックに入ったセットです)など、さまざまな商品が売り上げを伸ばしています」(ビックカメラ広報・IR室)。
地域によって多少の差はあるかもしれないが、防災グッズに対する関心が高まっていることがうかがえた。
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■行動を起こす人の声も
ネット上でも、「この週末で防災グッズ見直そう」「家に懐中電灯もラジオもないからリスト化してそろえる」「地域のハザードマップとか、防災グッズ、非常食や水の備蓄、備えに早いも遅いもないから動かないと」「前に買った防災グッズ整理したら、使用期限とか賞味期限あって買い直さないと…」など、有事に備える人々の声が多数あがっている。
迷ったら家電量販店に立ち寄って、手に取りながら選んでみるのもいいかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)