二宮和也、初のソロアルバム発売 「ファンへの愛を感じる」気遣いに歓喜の声
二宮和也がファンクラブ限定でソロアルバムを出す。一般向けにCDを出さなかったのには理由が…。
■ファンクラブに限定した理由
あるレコード会社関係者は、このソロアルバムによって、二宮の歌に注目が集まるのではないかと話す。
「二宮さんは嵐の中でも声量があり、高音でよく響きつつも優しい声をしています。07年に彼が作詞したソロ曲『虹』は、そんな彼の強みを生かした曲で、いまもファンから根強い支持を受けています。嵐だと大野智さんの歌唱力に目がいきがちだったかもしれませんが、音楽業界では彼の歌を評価する声が多かったんですよ」(レコード会社関係者)。
それだけ評価されているのであれば、CDを全国発売して大々的にソロデビューという形を取ってもよかったのではないか。前出のレコード会社関係者は、ファンクラブ限定にした理由をこう分析する。
「嵐の復活を望んでいるファンを悲しませないようにするためだと思います。昨年10月には、相葉雅紀さんが、レギュラー出演しているバラエティー番組『VS魂』(フジテレビ系)の風間俊介さんたちと主題歌『New Again! Again and Again!』をテレビで披露しました。しかし、こちらもCD化していません。5人の中で、『CDを出すなら全員そろったとき』と決めているのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者)。
ファンの中では「嵐は5人で1つ」という印象が強いので、そうしたイメージを大切にしているのかもしれない。
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■「ファンのためという感じ」
二宮がファンクラブ限定でソロアルバムを出すことに対して、ネット上では「一般に発売しちゃうとソロデビューになっちゃうからしなかったのかもね」「売り上げ目的じゃなくて本当にファンのためって感じがする」「こういう形で少しでも二ノの音楽に触れられるの幸せでしかない」「あえてファンクラブ限定にした二ノに愛を感じる」など、喜ぶ声が多数あがっている。
嵐が活動休止して2年近く経ち、いまだ空白が埋まらないファンもいるかもしれない。だが、ファンを思う二宮の行動はたくさんの人の心に”虹”をかけてくれるはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)