ドンキ“裏口”にひっそり登場した「究極の自販機」 飲んだ者を感動させる代物だった
東京・中目黒「ドン・キホーテ」裏手に21日ひっそりと設置された「謎の自販機」。こ、こいつは一体…。
■気になるお味は…
うまく撮れたかな…とカメラのモニターを見ているうちに下部のカップにはオレンジ果汁がたまりきっており、完成となっていた。時間にして約40秒。なんていう素早い仕事なんだ。
カップにはしっかりフィルムで蓋。蓋をガバッと開け、付属ストローを無視して一気に飲む。
ゴキュッゴキュッ…プハーッ! 新鮮でフレッシュな香りと深い甘み。適度に果肉が残っているが喉越しは最高だ。しかもオレンジが冷えているので、ドリンクそのものもキンキンに冷えている。
無添加で果汁100%ってこんなにウマいのか、と心底思う味だった。店員が仕上げるジューススタンドでは氷が入るケースも多いが、これはリアルな果汁だけ。一口一口がもったいないと感じるレベルで、お世辞抜きでこんなオレンジジュースは初体験である。
■お店への持ち込みはダメなのよ
1人でダイナミックリアクションをしていたせいか、振り返ると目黒川沿いをデート中の若きカップルや家族連れが記者の豪快な飲みっぷりを眺めていた。その後、彼らが実際にジュースを購入し美味しそうに飲む姿を見て、「ウンウン」とまるで自販機開発者のように満足げになる記者だった。
ちなみにこれ片手にドンキ中目黒店でショッピングを楽しみたいと考えた読者もいると思うが、じつはお店自体は飲食持ち込みNG。記者のようにここで飲み干し、自販機横のゴミ箱にポイして颯爽と店内に進むのが吉である。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)