丸亀製麺のトマたまカレーうどんが1年ぶりに復活 終盤にウマさ倍増する「仕掛け」が…
丸亀製麵からトマたまカレーうどんが新発売。発売初日に食べてみたところ、衝撃が走って…。
■辛さの中にコクのあるスープ
まずはスープをひと口。…辛い。記者は辛いものは得意なほうだが、なかなかパンチのある辛さだ。
だが、嫌な辛さではない。野菜の甘み、トマトの酸味、玉子、そして唐辛子の中でも刺激の強いカイエンペッパーが合わさり、非常にコクがある。
続いてうどんをすする。コシがあり、とろみのあるスープとよく絡んで箸が進む。
途中で味変。かしわ天を投入し、無料で乗せられる生姜を少し入れてよく混ぜる。
この生姜がトマトスープに溶け込んで、さらにピリッとしつつも後味はどこかサッパリした味わいに。
関連記事:丸亀製麺、15日から「あのバカ売れメニュー」が大きく変化 これはスゴいぞ…
■終盤で本領を発揮したもの
麺を食べ終えたら、ご飯を投入。トマたまカレーには、ひと口ご飯がついているのだ(ひと口と謳っているが、お茶碗いっぱいしっかり入っている)。
全体をかき混ぜると「リゾット」の完成。このリゾットを食べると、辛みが激減しマイルドになっていることに気づく。
前半は少々存在感の少なかったチーズが時間が経ってスープに溶けたのだ。チーズが全体に広がったことでコクが増し、まろやかになり、よりリゾットに近い味わいになった。夢中でかきこむうちに完食、否、スープも残さず「完飲」した。終盤にウマさを倍増させるものがあるとは思わなかった…。
これだけおいしければ、またしても売り切れ続出になるかもしれない。
・合わせて読みたい→かきはかきでも…? 丸亀製麺の冬はトロトロあったか「かきたま」登場
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)