浜辺美波、NHK連続テレビ小説『らんまん』ヒロインに決定 『まれ』以来2度目の出演
NHK朝ドラ『らんまん』ヒロインに浜辺美波が決定。夫役は神木隆之介に。
■「かれんかっこいい女性」
ヒロイン発表にあたって、NHKの板垣麻衣子プロデューサーからもコメントが届いた。
板垣P:『らんまん』のヒロイン、寿恵子役に、浜辺美波さんをお迎えできること、とても嬉しく期待で胸 がいっぱいです。寿恵子は、どんな状況も、決して明るさを失わず、軽やかに鮮やかに乗り越える、 かれんかっこいい女性です。
浜辺美波さんは、花のような可憐さがありながらも、芯のあるかっこよさを感じさせてくれる俳優さんです。神木隆之介さん演じる万太郎とどんな家族を作ってくれるのか、万太郎や寿恵子自身の才能をどのように咲かせていくのか、楽しみでなりません!
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■ドラマのあらすじ
江戸時代末期の1862年(文久2)3月、全国で尊王攘夷の機運が高まるなか、坂本龍馬が土佐藩を脱藩。そのわずか1ヶ月後、同じ高知で酒造業を営む裕福な商家に待望の男の子が誕生する。のちの天才植物学者・槙野万太郎である。
万太郎は、明るい性格だが、虚弱な子ども。なぜだか植物のことが好きで、集中すると周りのことも目に入らなくなってしまう。大人たちは不思議な子どもだと思っているが、母親の房子は、そんな万太郎に穏やかな愛情を注いでいた。
しかし、万太郎が6歳の時、房子が病気で死去。父親も早くに亡くしていた万太郎は、祖母・タキの手で育てられることになる。 タキは、名家の跡取りとして立派な男子に育てようと、万太郎を町で評判の学問所に入れる。
最初は学校生活になじめなかった万太郎だが、植物の名前が載った本を見つけ、「その本が読みたい」という思いから、熱心に勉強するようになる。
その後、万太郎は学業の面でメキメキと頭角を現し、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していく。やがて明治新政府のもと新たな学校制度が始まり、万太郎も小学校に通い始めるが、その教育レベルの低さに物足りなさを感じて自主退学。
その後は家業の手伝いもそこそこに、大好きな植物採集に明け暮れる生活を送るようになる。東京・上野で開催される「内国勧業博覧会」をきっかけに万太郎は初めて上京。
その旅のなかで憧れの博物学者たちと出会い、日本各地の貴重な植物や海外から来た珍しい植物を目の当たりにする。「いつか必ず日本の植物のすべてを明らかにしたい!」−万太郎の植物学への情熱に火がついた。
万太郎は、東京帝国大学植物学教室の門をたたき、助手として働くことになる。水を得た魚のように研究に没頭し、新種を次々と発見、学名をつけていく万太郎。さらに、菓子屋の娘・寿恵子と大恋愛の末、結婚。子宝にも恵まれ、幸せな生活を送る。
しかし、万太郎の活躍に嫉妬する教授陣から嫌がらせを受けたり、学歴がないことを理由に十分な給金をもらえないなど、理不尽な目にも多くあう。
それでも、愛する植物のため、「日本独自の植物図鑑を編纂する」という夢のため、万太郎は情熱を失うことなく一途に突き進んでいく。
■浜辺美波 プロフィール
2000年8月29日生まれ/石川県出身
11年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションニュージェネレーション賞を受賞。同年公開の映画『アリと恋文』主演で女優デビュー。17年に映画『君の膵臓をたべたい』で第41回日本ア カデミー賞新人俳優賞などを受賞。
20年には映画『思い、思われ、ふり、ふられ』、ドラマ「アリバイ崩し承ります」(テレビ朝日)で第45回エランドール賞新人賞を受賞。23年公開予定の「シン・仮面ライダー」でヒロイン・ 緑川ルリ子役を務める。
NHKでは、19 年『ピュア!〜一日アイドル署長の事件簿〜』主演、20年『タリオ 復讐代行の2人』主演、連続テレビ小説は15年の『まれ』以来の二度目となる。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)