ビートたけし、上島竜兵さんの死に「悔しい」 東国原英夫と大竹まことも惜別
ビートたけしが上島竜兵さんとの思い出を語り、その死を惜しむ。東国原英夫と大竹まことはかつての思い出を語った。
15日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが上島竜兵さんの死を惜しんだ。
■たけしが上島さんとの思い出を語る
上島さんについてたけしは「上島は、もう40年以上前から軍団とな、いろいろ仕事をやって。熱湯風呂とか全部、われわれが作ったネタだけどな。出川とかダチョウとか岡村たちが来たときに、こいつらを立てて、絶対サポートしろって言って」と語る。
続けて「本当はこっちのネタだけど全部やらして、あいつら有名になっていまだにちゃんとお礼に来るけども。一個言っといたのは、軍団にも言ってあるんだけど、芸人というのはよく考えたらくだらない商売だから、いくらひどい目にあっても、笑ってくたばるのを待つ」とたけし。
「野垂れ死にが原因の理想なんだからっていつも言ってたのに。本当に悔しいというか」とコメントした。
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■東国原もかつてを振り返り…
たけしはさらに「なんかね、身につまされて。大変だったんだろうなと思うけど、な。ちょっと悔しいなあと」と肩を落とす。
東国原は「いっぱい印象に残っているシーンがあるんですけども、30何年前に初めて『お笑いウルトラクイズ』で、師匠がお考えになった”人間かちかち山クイズ”っていうのがあったんですね。背中に爆薬を背負って走るんですよ」と振り返る。
続けて「走ってクイズに答えないと爆発するんですよ。背中が燃えていくんですよね、それに対して竜ちゃんが、師匠に初めて『ビート、ビートコラっ』って言ったんですね。それがおもしろくて。改革派でしたね、同じリアクション芸のなかでも」と話した。