バーミヤン、天津チャーハンに絶賛の声 本社に聞いたメニュー入りまでの”裏側”
バーミヤンの新メニュー・天津チャーハン。この料理が加わったのには、熱い思いがあって…。
■すかいらーくに問い合わせた
天津チャーハンは、いかにしてバーミヤンのメニューに加わったのだろうか。すかいらーくに問い合わせた。
「バーミヤンのチャーハンシリーズはお客さまから大変厚い支持をいただいております。王道・チャーハンは不動のベスト3に入り、現在販売している台湾大からあげチャーハンも、香味醤油をかけてちょうどおいしくなるよう薄味で仕立てたものですが、全メニューのベスト10に入る大ヒット商品になっております。この薄口チャーハンを活かした新タイプを検討した結果、ふんわり玉子とあんかけをかけ、楽しさが重なる天津チャーハンを導入することといたしました」(すかいらーくホールディングスプロモーション担当)。
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■1か月で人気メニューに
主力メニューをさらに強化しようという姿勢がうかがえるが、現在飲食業界は厳しい状況にある。その中で、699円とリーズナブルな価格にした理由を尋ねた。
「バーミヤンでは、この春に人気のメニューをはじめとする多彩なラインナップにおいて、お客さまにさらにおいしく、お手頃にお楽しみいただきたいという思いから、グランドメニューのリニューアルを行いました。パラっと炒めた薄味の塩チャーハンをベースとして、ふんわり焼いた玉子に自家製あんをかけたボリュームたっぷりの自信作をより多くのお客さまにお召し上がりいただきたく、お手頃価格で提供しています。販売数も大変好調で、飯物のなかでも人気のメニューです」(前出・すかいらーくホールディングスプロモーション担当)。
逆境下で生まれた天津チャーハンには、バーミヤンの熱い思いがこめられていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)