約3割が酔って知らない人と…　お酒の勢いでした「大胆な行動」に驚き

■酒は人見知りを変える？

普段は人見知りだというAさんだが、お酒が入ると誰にでもフレンドリーになる傾向があるそうで、その日も「こんな時間まで働いてて大変だな、運転手さんも疲れているだろうから誘ってあげようって思考になったんだと思います（笑）」と振り返る。

食事の際の会話についてはうろ覚えだというが、「おじさんの家族の話や苦労話をずっと親身に聞いていた気がする」とも話していた。

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■知らない男女とカラオケへ

同じく飲み会後の帰路の出来事を話してくれた40代女性のBさんは、「会社の懇親会があった帰りだったんですけど、バスの列に並んでたら前にすでに出来上がった様子の男性4人のグループがいたんです。私の後ろには、3人の女性が並んでて…」と男女グループの間に挟まれたときのエピソードを語る。

すると男性のひとりが、Bさんの後ろにいた女性たちをナンパし始めたという。カラオケに行こうと盛り上がる男女に挟まれながらも、素知らぬ顔でバスを待ち続けていたBさんだったが、「突然、『お姉さんもいきませんか！？』って私にまで声をかけてきたんです。ひとりで不憫に思ったんでしょうね。行きましたけど」と男女のカラオケに同行したとのこと。

その後は、「3時間くらいしっかり歌って帰りました」とちゃっかり楽しんだとも明かした。

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■酒好きならではの醍醐味？

ちなみに、記者の知り合いには、年の離れた友人にバーで「彼氏が欲しい…」と恋愛相談をしていたところ、お酒のおかげで友人の世話焼きスイッチが“オン”に。たまたま隣に座っていた男性に友人が声をかけ、その後結婚にいたったというケースも。

大人になると、知らない人と仲良くなる機会は早々訪れないものだが、お酒の力を借りて他人と仲を深めたり、距離を縮めるというのは、いつの時代も酒好きならではの醍醐味といえるかもしれない。

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（取材・文／Sirabee 編集部・植野春香）