「ヤクルト1000飲んだらよく眠れる」説を検証 専門家に効果を聞くと…
巷で話題のヤクルト1000。寝つきの悪い記者が試してみると…。
「ぐっすり眠れた」「朝スッキリ起きられた」──。いま、ネット上でヤクルト1000が話題になっている。
これを飲んだ多くの人が「睡眠効果」を実感しているのだ。巷で噂のこの説を検証してみたところ、驚きの結果が…。
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■ブームになったきっかけ
乳酸菌飲料「ヤクルト1000」は1ミリリットルあたり10億個の乳酸菌 シロタ株が含まれる機能性表示食品。一時的な精神的ストレスがかかる状況下でのストレス緩和と睡眠の質向上機能があるという。
4月4日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、マツコ・デラックスが「あれ飲んでからすごく眠りがよくなった」と話して以来、ネット上で試してみる人が続出している。ヤクルト本社に同商品について聞いた。
「21年4月5日に全国発売された『Yakult(ヤクルト)1000』(100ミリリットル 税別130円)と同年10月の『Y1000』(110ミリリットル 税別150円)があります。含まれている成分は変わりませんが、前者は主にヤクルトの宅配、後者は店頭での販売となっております。『Yakult(ヤクルト)1000』を通じてストレス緩和、睡眠の質向上に対するニーズが高いことが明らかとなりました。お客さまのライフスタイルに応じて、購入・飲用しやすいように店頭向けとして設計したのが『Y1000』です」(ヤクルト本社広報室)。
2商品の成分に違いはなく、メディアやネット上では「ヤクルト1000」と表記されているため、以下「ヤクルト1000」とする。
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■試す人が続出
「ヤクルト1000」を発売したのには、どんな経緯があったのか。
「乳酸菌 シロタ株を400億個含んだ『ヤクルト400』を1999年に発売してから、さらなる高密度の商品の検討を始めていました。その時期に、脳と腸がお互いに影響しあうという脳腸相関を示す研究が出始め、学術分野で研究が進みました。そうした作用をお客さまにメリットとして具現化できる機能を考えた結果、ストレスや睡眠に行き着きました。ストレスや睡眠は社会課題としても認識されていましたので、いち早く解決したいという使命を胸に『Yakult(ヤクルト)1000』の発売に至りました」(前出・ヤクルト本社広報室)
ネット上では、「効果出すぎて11時間爆睡してしまった」「寝起きの目覚めがめちゃ良くなった。目が覚めてすぐ動けるって感じ」「劇的に変わったことは無い気がする…。 飲み続ければ変化が出るかも」「2日飲んだけどいまのところ効果ないなー」など、実際に飲んだ人の声が多数あがっている。
個人差があるとはいえ、「よく眠れる」という声が多く見受けられた。