「ヤクルト1000飲んだらよく眠れる」説を検証 専門家に効果を聞くと…

巷で話題のヤクルト1000。寝つきの悪い記者が試してみると…。

2022/06/04 05:15


 

■寝つきの悪い記者が検証

ヤクルト1000

「睡眠効果」を確かめるため、実際に「ヤクルト1000」を購入し、試してみることに。記者は寝つきが悪く、布団に入ってから1~2時間眠れないこともある。

初日、夜寝る前に飲んだところ、30分ほどして眠気を感じた。この日は特に疲れていたわけではないのだが、布団に入って10分もしないうちに眠りについてしまった。翌朝の寝起きが特別良くなった感覚はなかったが、昼間に頭がボーっとしたり、眠くなることはなし。2日目も同様の結果だった。

同商品はいま非常に人気でなかなか入手できなかったため、2日間の検証となったが、早くも効果を実感できた。記者が寝つきが悪く、やや不眠症であることも関係しているのかもしれない。

これは飲み続ければさらなる効果がありそうだ…。


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■専門家に聞いてみた

「ヤクルト1000」を飲むことで、なぜよく眠れるようになるのか。自律神経にアプローチする治療法で頭痛患者を救ってきた実績のある頭痛セラピー協会の日比大介さんは、自律神経がポイントだと指摘する。

「睡眠をコントロールするのが自律神経です。自律神経は緊張すると顔が赤くなったり、心臓がドキドキし、リラックスすると睡眠が深くなったり、呼吸がゆったりして新陳代謝がよくなり、胃腸の働きもよくなります。じつは、脳と腸の関係は深く、腸の中の神経を緩ませることで脳が休まり、睡眠が深くなるんです。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分かれていて、緊張状態のときに働く交感神経が優位に動くと眠りにくくなります。ヤクルト1000を飲むと、乳酸菌の一種であるシロタ株が腸の中の交感神経を制御することで緊張状態が緩み、ストレスを感じるときでも落ち着いて眠れるのではないでしょうか」(日比さん)。

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■「寝る前に食べ過ぎない」
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