羽田空港にひっそりできた自販機 1日で世界4ヶ国を「制覇」できる代物だった
羽田空港に新たな自販機が登場。早速使ってみると、クオリティーの高さに衝撃を受けて…。
かつて、飲み物やスナック菓子が売られていた自動販売機。最近は、刺し身から薬の自販機までありとあらゆるものが買えるようになり、文明の進化を感じる。
この度、羽田空港には、飛行機に乗らなくても「観光」できる優れものが爆誕して…。
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■羽田空港らしい自販機
羽田空港といえば、3月に熱々のラーメンが買えるラーメン自販機ができたことが記憶に新しい。この度、爆誕したのは空港らしさを感じさせるものだ。
6月3日、羽田空港第2ターミナル1階に「世界の機内食」が買える冷凍自動販売機が登場。羽田空港オンラインショップ HANEDA Shoppingで好評な「世界の機内食シリーズ」から、特に人気の高い5種のメニューを選べるようになっている。
一時期に比べるとコロナが落ち着き、国内旅行に行く人も増えているが、海外旅行はちょっと…という人も多いかもしれない。旅行や帰省で国内の便を使った帰り道に立ち寄って異国の料理を買ってみる使い方もできそうだ。
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■充実したラインナップ
6月中旬、コロナ禍になって以来、旅行に行けず鬱憤が溜まっている記者も、この自販機で「観光」することにした。メニューを見ると、ラインナップの広さに驚く。
鶏肉を赤ワインで煮込んだフランス料理「コック・オー・ヴァン」、人気スペイン料理「パエリア」、柚子胡椒とドリアという日本とアメリカの合体料理「エビの柚子胡椒クリームソース」、タイ料理の「ガパオライス」と「マッサマンカレー」と充実している。値段はいずれも980円で、いずれも保冷剤・保冷バッグ付き。
どれも魅力的で迷ったが、エスニック好きのため「ガパオライス」とフランスの「コック・オー・ヴァン」をチョイスした。