いきなりステーキのランチ、コスパ抜群と思いきや… まさかの「落とし穴」
いきなりステーキの平日限定ランチ。テスト販売時と比較してみると…。
■気になる味は…
値段はもちろんだが、味も大切だ。6月下旬、都内のいきステに足を運んだ。
6メニューの中で一番安いのはワイルドハンバーグだが、ステーキが食べたかったので最も安価なワイルドステーキ150グラムを注文する。オーダーの際にライスの大盛りが無料でできると言われたので、大盛りに。
記者は「大盛り無料」という言葉が大好きなのでこれはうれしい…。いきステで食べるのは5年ぶりだったが、その頃より肉が柔らかくジューシーになっていた。ライスを増量できたこともあって、お腹は大満足だった。
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■メニューを見て気付いた「異変」
ワイルドステーキが1,190円で食べられるならコスパはいいか…と思いながら、何気なくメニューを見て驚く。サイドメニューにサラダ、スープ、ライスが付く「お得なランチセット」(220円)があるのだ。
6種類のランチメニューと何が違うのか店員に尋ねると、ランチの対象以外のメニューに付けられるサービスとのこと。メニュー表を見ると、サーロインステーキ(200グラム、1,903円)、ヤングコンボ(ヤングカットステーキ100グラム+チキン220グラム、1,375円)などボリューム満点の肉が並んでいる。
その中に、グリルチキンステーキ(220グラム、770円)がある。…あれ? これにお得なランチセットを付けたら990円だ…。肉の量も220グラムだから、チキンステーキをランチセットで頼むのが一番安いということになる。
記者はいきステには数えるくらいしか行ったことがない初心者。「ランチメニュー=安い」という認識を持ったために、今回の「平日ランチメニュー」とこれまであった「グランドメニュー+お得なランチセット」の違い、オトクさの差がよくわからず、少々混乱したのも事実。新設されたランチメニューだけを見ていると、頼みたい品書きを見逃す「落とし穴」にハマってしまうこともありそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)