KDDI通信障害で注目 新宿駅近くで公衆電話を探すと「まさかの苦労」が…
通信障害で注目の公衆電話。だが、いざ街中で探してみると全然見つからず…。
■新宿駅付近を探したが…
普段あまり意識していないが、公衆電話はどこにあるのか。記者は普段、仕事でも私生活でもよく利用する新宿駅の公衆電話を探した。
新宿駅で降りて歩くこと5分、西口の地下1階のコインロッカーが並ぶ場所で発見。ここは普段通るのに全然気付かなかった。
5台置いてあるが、今回のような混乱が起きた場合、行列ができて使えない可能性がある。そこで、西口から外に出て周辺の電話を探してみることに。
こちらでもすぐに見つかると思ったのだが、探せど探せど見つからない…。以前、ヨドバシカメラの近くで見た覚えがあったのだが、記憶違いだったのか影も形もない。
場所が分からなければスマホで検索するのが鉄則だが、通信障害が起きたらそれもできない。結局、近くのお店のスタッフにも聞きながら30分ほど歩き回り、西口から徒歩6分ほどのところにある専門学校「東京モード学園」近くのバス停付近で見つけることができた。
非常時であれば、慌てているだろうからたどり着くまでもっと時間がかかったかもしれない。
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■万が一に備えて
ちなみに、ネットで調べると公衆電話の設置場所が出てくるが、記者が発見した電話ボックスの場所と照合したところ、微妙にずれていた。今回の検証で分かったこととして、駅の近くに公衆電話はあるが、事前に場所を把握しておかないと非常時にすぐ見つけられるとは限らないということ。
いまはLINEでも通話ができるため、お互いの携帯番号を知らないことがあるが、万が一を考えると、最低限家族や仕事先の電話番号は控えておいたほうがいいかもしれない。ちなみに記者は大学時代、携帯を盗まれたショックで普段は記憶していた実家の電話番号をド忘れしてしまったので、手帳などに記録しておくことをおすすめする。
まずは、自宅や勤務先の近くにある公衆電話の場所を調べておいたほうがいいかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)