ブチまけてごはん抜きになったことも… 40代の約7割が経験した“残念な失敗”とは
カップ焼きそばの湯切りにまつわる残念エピソードたちが、現在の便利な形へと容器を進化させていったのだろうか…。
■あさま山荘事件でカップ麺がブームに
40代周辺に結果が偏った理由の一つとして、1972年に起こった「あさま山荘事件」が挙げられる。カップ麺というものは、1971年に発売されるも、日本の食卓に定着していなかったそうだが、同事件の報道で機動隊員がカップラーメンを食べている映像が流れたことで、一躍注目を集めたそうだ。この流れを受け、各社がカップ麺を発売し、次第に浸透していったという。
これらから、当時の流行に乗って、子供時代や学生時代にカップ焼きそばを食べる機会が多かったのが、今の40代あたりの世代であり、改良前の容器で数々の残念エピソードを生み出していった世代なのかもしれない。
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■容器が進化し湯切りしやすくなった
編集部が話を聞いた40代の男性は、「子供のころ、夏休みのプール帰りとかによく駄菓子屋でカップ焼きそばを買って食べていたのですが、身体が冷えて早く食べたいのもあり、焦ってよく失敗しました」と振り返った。
さらに、「家で失敗しても洗って食べられるのですが、外でやってしまうと、落とした麺は捨てるしかないので、とてもショックだったのを覚えています」と、子供時代の悲しいエピソードを語ってくれた。
一方で、20代の女性は、「容器に細かい湯切り穴がついていたりするので、話には聞きますが、私は失敗したことはないです。かやくを入れ忘れて具なしで食べたことならありますが…」と、湯切りではないが、カップ焼きそばならではの失敗エピソードを話してくれた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
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